Coda di aragosta?

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 Coda di aragostaコーダ・ディ・アラゴスタ 伊勢海老の尻尾
 本場ナポリではそう呼ばれる。焼き上がった生地にクリームを詰めるがこのコーダ・ディ・アラゴスタで、クリームを生地に詰めて焼いたのがスフォリアテッラ。前者は手のに乗らないほど大きく、後者は小ぶりなのが特徴。
 だからこれは、正真正銘のコーダ・ディ・アラゴスタ・・・

 ・・・のはずなのだが、店のマスターにルカが試しに、これなんて呼びます?と聞いてみると、当然という顔をしてスフォリアテッラと答え、ナポリではこれをコーダ・ディ・アラゴスタと呼ぶんですよ、と言うと、ふ~ん・・・。だったそうだ。
 分かってないね~、とナポリ人は両者の違いを熱く語りながら、それでもバリバリ音を立てて美味しそうに食べていた。

 この日の朝食はコーダ・ディ・アラゴスタとコルネット。
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大きすぎてお皿に乗らず、ランチョンマットにドーン・ボーン・バーン・デーン!と。
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 リコッタチーズの甘いふわふわと、チョコレートのどっしりコテコテのコルネット。リコッタ入りコルネットはシチリアでは大抵どこの町にもあるが、やっぱり地元ラグーザのものが好き。

 コーダ・ディ・アラゴスタのことを、ラグーザ弁でナポリのスフォリアテッラu sfogliatiddu napolitanuウ・スフォリアティッドゥ・ナポリターヌと呼ぶ。ここでは両者の違いは存在しない。
 ナポリ人ルカはそこがどうしても気になるようだが、私は羊羹と外郎(ういろう)を間違えるようなものか、と思うようにしている。


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by hyblaheraia | 2008-03-04 00:23 | 菓子 | Comments(6)
Commented by poronliha at 2008-03-04 03:30
羊羹とういろう(笑)
それにしてもこれ、思ったより大きくてびっくり!一個だけで十分な食事サイズですね!それにしてもぱりぱりしてそうでおいしそう。
やっぱりイタリアはデザート系もいいですね。こっちはどれもさえないものが多いですよ。特に見た目は最悪。ケーキとかおいしそうに見えるの少ないですから。
Commented by hyblaheraia at 2008-03-04 08:48
>poronlihaさん、巨大ですよ~!一つ食べ終わるとアゴはヨレヨレ、お腹はパンパンになります。コルネットは半分しか食べられませんでした。
フィンランドのお菓子って、素朴な焼き菓子を想像しますが・・・。見た目は悪くても、美味しければいいです!今度ぜひ、紹介してください。
ちなみにこれ、デザートではなく朝食です。朝から甘あま、高カロリーなイタリアの朝なのでございます。
Commented by fumieve at 2008-03-05 00:43
え!コルネットにもリコッタ!?!?!?食べたことな~~~い・・・さすがシチリア!!!
XXのXX風、って、実はちがーう、みたいなこと、よくありますよね。なんだか今とっさに思いだせませんが。
うーーん、それにしてもスフォリアテッラがどうしても食べたくなってきました。んーーー
Commented by 薬作り職人 at 2008-03-05 01:25 x
イタリア語って、仮名でみてるだけでイタリア!って感じがしますね。カタカナになおすのが大変そうです(笑)
羊羹とういろうという例えは、何となくイメージできますね。
Commented by hyblaheraia at 2008-03-05 04:12
>fumieveさん、リコッタがどこにでも登場してしまうのがシチリアです。ふわっふわでほんのり甘~くて、この世のものとは思えない美味しさです。美味しいリコッタで、思わずニコッタ、なんちゃって。
XXのXX風は、イタリアの中華レストランにあるスパゲッティの焼きそば風を思い出します。あれはどうみてもスパゲッティですよね。
スフォリアテッラは今度ナポリで思う存分食べてきます!ババも!
Commented by hyblaheraia at 2008-03-05 04:19
>薬作り職人さん、イタリア語のカタカナ表記もそうですが、ラグーザ弁のローマ字表記がまず一苦労です。面白い言葉を覚えたくて、地元の友達に書いてもらうのですが、文字にはできない~!と困っています。それを無理やり書いてもらって、さらにローマ字に起こすのはやりがいがあります、なかなか。
ところで、私は目が悪くて、薬作り職人さんのお名前を最初に見たとき、藁(わら)作り職人さんと読んでいました。藁でなにを編んでいらっしゃるのだろう、とそちらのブログに行って、あ、お薬かぁ~!と。
今日も、藁に見えています。
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