カテゴリ:シチリア他の町( 34 )

Il Giro d'ItOlio

 最近、自転車に熱を上げている我がをとうとが毎晩、ワインを片手にうーむと唸りながら観戦しているのがジーロディタリアGiro d'Italia、イタリア一周自転車レース。1909年に始まり、戦争で2度中断された以外は毎年開催されている由緒ある自転車レースで、およそ3週間かけてイタリアを縦走するものだそう。

 ある晩、「シチリアを走ってるよー!」の一声で駆け付けてみると(シチリア、と言われると血が騒ぐ)、エトナ山麓の町を自転車隊がワッサワッサと通り、沿道には地元の人の嬉しそうな様子が映し出されていた。真夏を思わせる服装が気になって、ああ今頃トマトが甘くなって、ナスもズッキーニも大ぶりで、そこに地元の青い青いオリーヴオイルをかけて食べたら美味しいんだろうな、と夏の味覚を思い出しながら、ふと考えた。
 あっちのレースはどうなっているんだろう?

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 イル・ジーロディトーリオ Il Giro d'ItOlio。イタリア一周オリーヴオイル・レース!
 定冠詞Il が付いているところが笑える。あの有名な!オリーヴオイル・レース、みたいな感じかな。

 ラグーザ県ではこんな美しい陶器の看板を掲げ、あちらのレースと張り合っております。自転車のお兄さんのイラストまで・・・。闘志めらめら。

(キアラモンテ・グルフィにて撮影)。
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by hyblaheraia | 2011-05-28 22:44 | シチリア他の町 | Comments(8)

ノート Noto のディティール

 ノート Noto に行ってカッテドラーレを見る。
 1996年の地震で一部が崩壊し、2007年に完全修復されたばかりのカッテドラーレを見なければ、ノートに行ったとは言えないと思っていた。
 けれど他にも見るべき大切なものがあることに気付かされた今回の旅。


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 ノートの中心広場に着くなり、あのマリアンニーナ・コッファ Mariannia Coffa の胸像が視界に飛び込み、近寄って確かめた瞬間、軽い一撃を受けたような気がした。
 そうだ、ノートは彼女が眠る場所だった。一時はあれだけ熱く彼女の人生を考えていたのに、ノート出身だったことさえ忘れてしまうとは。

(不運な生涯を送った詩人、マリアンニーナ・コッファの記事は こちら )

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 ああ、これがかのカッテドラーレ。なんという大きさ。黄色くまぶしい。空の青とのコントラストが痛い。運悪く、昼休みで閉まっていたので中は見られず。

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 でもそれで良かったような気がする。
 対面のパラッツォ・ドゥチェーツィオの窓に反射する、もう一つのカッテドラーレは安心して見上げていられるし、

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 あるパラッツォ最上階のバルコニーに透けて見える青空は、豊穣を象徴するようなフォルムと、その向こうの永遠なるものを感じさせてくれた。


 そしてシチリア南東部特有のバルコニー装飾。

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 どれもラグーザのそれとは全く趣が違う。

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 カッテドラーレには入れなかったけれど、マリアンニーナ・コッファのことを思い出し、ノートの街全体にちりばめられた美しく、心を開かせるディティールに満たされ、ノートらしさ、ラグーザらしさ、昔と現代のシチリアの違いを感覚的に理解した一日だった。

(感覚人間です・・・)
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by hyblaheraia | 2010-08-26 05:22 | シチリア他の町 | Comments(12)

ピアッツァ・アルメリーナのドゥオーモ

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 厚い壁に挟まれた坂道を登り、水色のクーポラを目指す。ゆったりとした傾斜道、次第に曲がり道、短い急な斜面とその横に階段、登ると分かれ道。
 午後の休み時、窓も扉も閉められた壁に静かに守られ、道の生命だけを感じながらドゥオーモを訪ねる。

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 外壁の色はこの地域の土の色のように赤く、ファサード、教会内部、鐘楼に刻まれた様式の違いがなぜか心地良かった。渾然一体となるもののリズムと迫力のようなものがある。

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 さあ、ラグーザへ帰ろう。日が暮れる前に。赤いフィアット・チンクエチェントで赤い大地を走り抜けよう!


将来の花嫁さんへ ~クリック~
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by hyblaheraia | 2010-08-24 23:09 | シチリア他の町 | Comments(0)

ピアッツァ・アルメリーナのモザイク -その2-

 シチリアの中央部、ピアッツァ・アルメリーナにあるVilla romana del Casale カサーレの古代ローマ邸。そこを訪れる人が皆、楽しみにしているのが、

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 楽しそうな笑い声が聞こえてきそうなビキニ姿の女の子たちのモザイク。

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 下には別のモザイクがあったよう。

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 ビーチボール?で遊ぶ姿。日本の紙風船を思い出す色どり。


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 マラカスとシンバル?いやこの文脈から行くと鉄アレーと円盤投げ?つい慌ててしまって・・・。

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 風車?優勝者には冠とシュロの葉?解説書が手元にないので、想像ばかりが膨らんでしまう。

 
 さて、乙女の遊戯の次はがらりと変わって、こちらは戦いの場面。

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 牛車があったとは。

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 拮抗が敗れるのはもうすぐ。
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 戦いの場面は向こうのアーチ型の回廊にも続いている。


 モザイクはもっと色濃く、ギラギラしていると思っていたけれど、柔らかく自然な色遣いで、太陽が強く刺すほど白味が増して軽やかに見えるという不思議な雰囲気。そして臨場感のある線とうねり。小さな石でこんな壮大な世界を描くなんて!
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by hyblaheraia | 2010-08-19 07:07 | シチリア他の町 | Comments(8)

ピアッツァ・アルメリーナのモザイク -その1-

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 陶器の町、カルタジローネを出て、永遠の丘陵地帯を見降ろしながら、急カーブに揺られ~、
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 揺られ~・・・、・・・車酔いで無言・・・。カメラを構えるもピントがズレて、力なし。

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 道に迷いながらようやくVilla romana del Casale カサーレの古代ローマ邸に到着。建てられたのは3世紀後半~4世紀前半。
 真っ青な空とこの地域独特の黄色の土、木々の葉が風にこすれる軽やかな音は、1700年前から変わらないのかもしれない。

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 と思いを馳せていると、足元に既にこんな美しいモザイクが。保護板も何もなく、ここを歩かなければ中に入れない。本当に歩いていいの?踏み付けちゃっていいの?!

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 なんだかとても申し訳ないことをしている気持ちになり、隠れクリスチャンの踏み絵はこんな気持ちだったのかと考える。しゃがんでモザイクを触ってみると、さらさらして温かかった。

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 他のモザイクはガラスで保護されている。でもこの中の暑いこと、蒸すことといったら!

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 蛇の身体に女性の頭。メドゥーサと関係があるのかな。兵士が退治しようとしていて、
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 こちらは大男たちが矢に射られ呻いている。その周りに蛇。
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 豹の下方には3人のクピド?額に不思議なマークがあって、これは一体何のか我々の間で議論が白熱。
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 豹の上方には強そうな3人の女性(女神?)。ガイドブックがないと物語や表象が全く分からず、後で買って調べよう!ということに。

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 こちらは動物のモザイク。虎、豹、熊などいろいろ描かれている。
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 あら?ワンちゃん!さっきは遺跡の入り口まで案内してくれてありがとう!どこに行くの~~。
 動物たちに囲まれて居心地が良いのか、
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 動物の長い長い回廊をテクテク、テクテク。暑さに参っている観光客の心を和ましてくれて、皆でフフフ、ハハハ!ワンちゃんの毛の色といい、姿といい、モザイクに溶け込んでいるなぁ。

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 動物の回廊の反対側には、ずっと観てみたかったこれが。


 長くなるので、続きます・・・。
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by hyblaheraia | 2010-08-18 05:54 | シチリア他の町 | Comments(0)

Pupi siciliani シチリア伝統の人形劇

 カルタジローネの陶器の階段の両脇には、陶器店がずらりと立ち並ぶ。これらの店を全部見尽くし、欲しい一点を見つけることはまず無理だろうな、と考えながら階段を登っていると、Pupci sicilianiシチリア伝統人形劇の展示会場を発見。入ってみると、

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 壮観、そして大迫力!
 色も、武具の輝きも、顔の表情も、猛烈な力を放っている。お土産物屋で売られている小さな操り人形とは訳が違う。実際の劇はまだ観たことがないけれど、これだけでもかなり心が一杯に。


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 人形劇の際の背景画も堂々と展示されている。
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 これはサン・ジョルジョが龍を退治して姫君を救い出すところ。
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 Morte di "Olivieru" nella valle di Runcisvale「ルンチスヴァーレの谷でのオリヴィエール)の死」というタイトルが見える。『狂気のオルランド』の一場面だそう。
 オリヴィエーロではなく、オリヴィエールという所にちょっと笑ってしまう。シチリア訛りの語尾の「ウ」はいろいろなところに出てきてしまうのね。


 人形をもう少し。『狂気のオルランド』をまだ読んでいないことを反省しつつ。

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左:ブラダマンテ(女性)、右:オルランド。

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左:リナルド、右:アフリカのトロイアーノ。


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 美しい武具にも目が行く。
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 すね、太もも、胴周りと楯に同じモティーフが打ち出されていて、

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 足の裏も大迫力!木の削れ具合は人形たちの戦いの跡を物語っているよう。
 良く見ると、カターニアの象の広場のモニュメントがこんな所に(左)。

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 これは一番の強面。目のはつり上がり、血走り、鼻はしゃくれ、額に血管が浮き出ている。ああ、怖い怖い!

でもこちらは






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もっと怖い!


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by hyblaheraia | 2010-08-15 06:28 | シチリア他の町 | Comments(10)

カルタジローネへ

「朋あり遠方より来たり。亦楽しからずや。」
 ボローニャからナポリ経由でスフォリアテッラを携え、ルカの親友でジョークの天才、コッラードがやって来た。おはようの挨拶からお休みの一言まで、お店に入ってもレストランでも、秒単位にセンスの高いジョークとユーモアを次々に繰り出し、笑いの絶えない日々だった。
 さてコッラードにとっては初のシチリア上陸。2日半の滞在なのに、レンタカーして行きたい所があり過ぎてびっくり。シチリアの道はボローニャと違うよ!我々になだめられ、行き先をぐっと絞り込み、3人一致でピアッツァ・アルメリーナのモザイクと、カルタジローネの陶器を見に出発!

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 持参したカーナビを頼りにまずはラグーザを出ようとするのだけれど、工事で閉鎖されたり一通になっていたりで、いつの間にかコミソ行きのぐねぐね道を下り始めていた。

「ソノミチハ マチガッテ イマス」

 カーナビのお姉さんに叱られながらも、まぁいいか、コミソを突っ切って行こう!景色もいいし、ヒョッホ~。

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 山の町ラグーザからぐんぐん下がり、海が壁のように見える大パノラマの中、もう飛んでいるみたい!

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 コミソの町を通り抜け、細いガタガタ、ぐねぐね道をひたすら進む。ブドウの生産で有名なマッヅァッローネを通っている時、遠くに並行して走る国道514号が見えてしまって、ええ!まだここなの!!。びっくり。

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 ガタガタ道は次第にアップダウンが激しくなる。地図も忘れたし、案内標識もほとんどなく、どこを走っているのか良く分からず。

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 でも突然開けた丘陵地帯と煙を吹くエトナの雄大な景色に、一同溜息。これぞシチリアの宝!

 「ソノミチハ マチガッテ イマス ッテバ!」
 カーナビのお姉さんの声が心なしか厳しくなっているような。ボコボコ道を進むこと1時間半。ようやく


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 カルタジローネに到着。教会の装飾も、石の色もラグーザとは全然違う。

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 天使と花の優美な装飾。

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 道の壁のイエス像は色彩豊かなタイルで。


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 そして見たかったこの

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 タイルの階段。

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 想像していたものより色合いが優しく、ふんわりと繊細だった。


もうちょっとだけカルタジローネの写真
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by hyblaheraia | 2010-08-13 00:12 | シチリア他の町 | Comments(4)

書類を送るだけなのに

 A4の書類を日本に送るだけなのに、昨日、100キロ離れたカターニアへ。ラグーザの中央郵便局は、最速国際郵送サービス(EMSより速く高い)の書類をシチリア内で紛失させたことがあるので、全く信用ならぬのだ。

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 朝6時半に起き、9時の長距離バスに乗り、11時過ぎにカターニアのUPSサービスに到着。11時半には書類郵送の手続きを終え、ニマッ。
 エトネア通りのバール、タッバッコTabbaccoであれを食べませう。

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 ピスタチオのグラニータ、パンナ乗せ、ブリオッシュ付き!このパンナの乗せ方は実に夢がある。

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 ルカは桑の実gelsoのグラニータ、パンナ無し、ブリオッシュ付き。可哀そうなので、パンナを少し分けてあげたけれど、桑の実はそのままの方が美味しかった。

 グラニータを食べ終え、タクシーで長距離バスの始発場所へ。午後1時のバスに乗り、帰宅は3時半。猛暑と焼け付く太陽のため、肉体的精神的疲労大。
 ああ、それにしても書類を日本に送るのに所用時間9時間、移動距離200キロ、出費99ユーロ(約1万2千円)。シチリアの不便さにはほとほと疲れる。シチリアのばか~!(心の叫び)

 出費詳細(長距離バス往復24、郵送代52、バール10、タクシー10、市内バス2。単位=Euro)
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by hyblaheraia | 2010-07-22 07:04 | シチリア他の町 | Comments(20)

カターニア港の風景

 カターニア港からナポリ行きのTTT Linesに乗船。夜9時半の出港まで、甲板に立ち日の暮れる港の風景を眺めて時間を過ごす。

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 さざ波に揺られ一日の疲れを癒す小舟たち。

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 旅人をロマンチックな心地にさせる夕陽のエトナ山と港の風景。昔の思い出を語り合っているのかもしれない。

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 自分だけがエトナ山に心を開いている気分にさせる親密で優しい風景。多分、誰もが同じ気持ちで仰いでいるだろう、この神々しい姿を。

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 夜になっても。

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by hyblaheraia | 2010-06-27 23:39 | シチリア他の町 | Comments(4)

Licodia Eubea リコディア・エウベーアに向けて

 国道514号(SS514)をラグーザからカターニアに向かう時、右手に広大な丘陵地帯が開けて来る。遠くに見えるのは、山の瀬に沿って長く伸びた町、リコディーア・エウベーア。

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 空が澄んでいる日は、山の切り込みがより深く感じられ、遠くのリコディーア・エウベーアも白く光って見える。

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 山の向こうからせり上がって来る雲のダイナミックさ、丘の連なり、牧草ロールの軽快なリズムを楽しみながら、憧れの町へ。

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 白く輝く土地と、ぶどう畑の緑、空の青さ、

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 なだらかさと起伏。それらの交替が得も言われぬ景観を作り出す。

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 ああ、この丘の連なりには何度見ても、

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 心の中を一掃する清々しさがある。

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 リコディーア・エウベーアよ、いつかその孤高の地に私は立とう。



 ラグーザ~カターニア間の長距離バスから見える、大好きな景色を動画に収めました。ワールドカップの試合がラジオで流れる車内と、



 前に座ったシニョーラの電話の声などが入っています。


 でも私が聴いていたのは、この声。素晴らしい旋律と歌声です。
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by hyblaheraia | 2010-06-26 06:50 | シチリア他の町 | Comments(8)


シチリアのラグーザ(ラグーサRagusa)より、時に音楽を交えて。ナポリ人の夫ルカと娘リディアも度々登場。リンクフリー。


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2013年11月、共著出版



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1999年3月、共著出版


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