カテゴリ:野鳥・昆虫・動物( 42 )

空から突然! -ラグーザ、虫の季節到来-

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 それは突然、右上空からやって来た(赤い軌跡を参照)。身の危険さえも覚えるほどの音量で、ブブブブンと鈍い羽音を轟かせながら、なにやら黒っぽい、かなり大きめの虫が飛んできたと思った瞬間、バサッ!不気味な音とともに、フクロウの蚊取り線香立ての中に飛び込んだ。時々、黒い足がカサコソと見え隠れし、怖さと気味悪さが一気に爆発!。

 キッチンに飛び込み(虫の出現から約4~5秒)、窓を閉める(約2.5秒)。ルカに虫の出現状況を説明(約7秒)、クマンバチかもしれないね、と二人で窓から外を観察することに(珍しく3秒ほどで意見一致)。

 そう言いつつも、私にはクマンバチではないことは薄々分かっていた。ラグーザでの長年の虫騒動の経験から、あの後ろ足の長さと屈折具合はハチ系ではなく、イナゴかバッタの類で、アフリカから飛んできた珍しい品種ではないかと・・・(虫を待つこと、約1分)。

 するとその時、蚊取り線香立ての横をジリジリと歩く物体が!あっ、出てきた!
 我々もキッチンから出ていく(我先にと争い、テラス到着まで約3秒)。
 


 ところが、 (この先、虫嫌いの方にはお勧めしませんが・・・)
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by hyblaheraia | 2016-05-05 18:40 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(4)

我が家で再び虫騒動!

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 清々しい青空が広がり、既に夏を予感させる強い日差しが差し込めていた4月末のラグーザ。日本から両親も遊びに来ていて、暑過ぎず心地よい、光あふれるシチリアを楽しんでいた・・・のだけれど、夏の訪れを喜んでいたのは我々だけではなく、虫たちも・・・だったみたい。


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 実は我が家で虫騒動が再発!(去年の虫騒動はこちら →)
 最初はキッチンのテーブルに小さな黒っぽい虫がちょこちょこ見つかり、アルコール消毒をするも全く効果なく、ある朝はテーブルの上で86匹も潰すほどに!気付けば私のパソコンにもその虫が!良く見ると小さな白い虫もキーボードの隙間を出たり入ったり。さらに、日本から両親に持ってきてもらった新しいパソコンにも虫が楽しそうに住み着き、ある時は液晶の中を自由自在に歩く一匹を発見!パソコンの充電器にもびっちり張り付き、もう気が狂いそう!!
 他にも、キッチンの壁の細い割れ目からもこの虫たちが出没。洗濯して畳んでおいたシーツやタンスの引き出しにも、見慣れぬ虫の死骸!寝室にあった藤の椅子の、編み目の間にも何やら動くものが!
 いったい我が家はどうなっているの?!ネットで虫検索の日々・・・


 そうこうしているうちに、私の体に強烈なアレルギー反応が出始め、数日後には父も、その後は母も!大家さんに連絡すると、即座に木工職人(ドアなどを担当した人)、壁塗り職人、屋根瓦職人氏らとともに駆けつけてくれたのだけれど、家自体に以上はないとのことで、虫の出処や原因は誰にも分からなかった。
 最終的に、内科医である大家さんが、私が受診した皮膚科医二人に話を聞きに行き、専門業者による虫駆除が決定。ちょうどナポリに1週間ほど行く予定だったので、その間に業者が入り、家の燻蒸が行われた。

 でも虫駆除で一件落着、という訳でもなく・・・。ラグーザに戻ると家は薬の匂いが強いので、友人のB&Bで一泊。薬がかかった寝具類は全てクリーニングへ持ち込み(布団6枚を担いだルカに脱帽!)、さらに普段着から、食器、机、椅子、細かな日用品も全て水洗いと拭き掃除。リディアのおもちゃも遊び部屋も、何から何まで洗って、拭いて・・・。

 あれから1か月経つけれど、まだ終わっていない洗濯物が大型ビニール袋に入ったままゴロゴロと。虫はいなくなったとは言え、その後の始末はまだまだ終わらず、ほとほと疲れております。

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 結局、虫の原因は冬の間の猛烈な湿気ということのよう。地中海式気候は冬は雨。そしてここラグーザは山の町なので寒くて湿度が高い。さらにこの家は細い路地に面していて、寝室の壁には一日中太陽が当たらない。もう一つおまけに、寝室の中にシャワールームがある不思議な造りで、家自体は1700年代のアンティーク建築。 屋根には鳩一家が住み、春にはアマツバメとストゥルヌスが巣を作り、窓を開ければ、鳩の羽や糞だけでなく、卵の殻なども風とともに入ってくる。
 虫とカビが生まれる要因が高く、暖かくなったとともに一気に爆発したという感じらしい。


 ああ、この家はガス暖房も水も完備されていたのにな。造りもしっかりしていて、良い家だったのにな。虫さえいなければ・・・。
 既に家探しを始めている我々。納得できる物件なんてあるのかな、ここラグーザに。

追伸:勇気を出して遊びに来てくれた隣町のKさん、ありがとう!日本から遊びに来る予定の友人たちよ!恐がらずに来てくださ~い!!

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by hyblaheraia | 2014-06-19 01:58 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(6)

フクロウかミミズクか

 深夜0時、辺りは静まりかえり、満月に向けて膨らむ月だけが物を言う時間。夜泣きのリディアを抱き上げ、テラスに出たルカが少し強張った小声で私を呼ぶ。

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 指さす方向には、月明かりを浴びながら、瞑想に耽る生物が。その透徹とした空気に触れることさえ憚れるような、神秘的な光景。

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 彼は一体誰だろう?腹が白く、猫ほどの大きさ。フクロウgufoだろうか、否、耳があるようだからミミズクcivettaか?

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 ホーゥ、ホーゥ、ホーゥ・・・
 夏の静かな夜空に溶けていくその声を聴きながら、眠りに着いたことは数知れず。けれどその正体を肉眼で確認したのは初めてのこと。

 ラグーザではフクロウは幸運をもたらすと言い伝えられている。家族三人のラグーザ生活には、どんな楽しみが待っているのだろうか。
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by hyblaheraia | 2013-07-24 00:17 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(8)

こちらコチネッラ

*コチネッラ coccinella=テントウムシ

f0133814_17313250.jpg 皆様、おはようございます。「こちらコチネッラ」、てんとう虫のお天道情報です!
 本日もハートの眼差しでお伝えいたします♥♥

 シチリアでは先週より続いた大雨と暴風の影響で、各地で様々な被害が出ています。先程上空から偵察してきましたところ、各地で河川が氾濫し、海に大量の泥水が流れ出していました。地盤も大変緩くなっているようですので、山間部では引き続き注意が必要です。泥にはまって身動きが取れなくなった牛と羊の皆様から救助要請も出ています。
 また、町の中ではテッラコッタの瓦がずれ落ちたり、植木鉢が倒れて破片がベランダから落ちてきたり、看板が飛んできたりしているようです。ストゥルヌス(黒いムクドリ)の皆様が警戒情報発令のボランティアとして活躍していらっしゃいますので、こちらの情報もお役立てください。鳩の皆様は、危険ですので野次馬はご遠慮ください。


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 各地に深刻な被害をもたらした大雨と暴風は、まだしばらく続きそうです。私が現在いるスタジオもこの通りの惨憺たる状況となっております。ご覧いただけますでしょうか・・・?あ、カメラさん、少しズームを引いていただけますか?はい、ずーっと下がって~、はい結構です!

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 ご覧の通り、スタジオの柱が折れて、壁から水が漏れています。スタッフのカタツムリとともに徹夜の復旧作業を進めておりますが、作業は遅々として進まず、明日の「こちらコチネッラ」をお届けできるか、今のところ分からない状況です。

f0133814_17391536.jpg わたくしコチネッラは不安と心配で目がひっくり返り、スペード模様♠♠になりそうですが、明日もまた元気にハートの目♥♥でお会いしたいと思います。
 それでは皆様、ごきげんよう。

 後ろ向きで失礼いたします。

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by hyblaheraia | 2011-03-03 17:30 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(10)

庭に珍客、珍獣?

 誰か近所でヒツジかヤギ飼っている人いるの~?
 昨日、イタリアから戻って来たルカが我が家の庭で真っ先に見つけたものは、お行儀よくまとまった糞でございました。ええ、猫でしょう?という私に、ナポリの実家で猫を何匹も育てあげたルカはこう断言する。猫はこんなウンチの仕方、絶対しないよ!
 近所にノラ犬はいないし、やっぱり猫だろうなと思っていたら、今朝、さらに糞が増量していた。これまた巨大な黒豆のようなものが一直線にコロコロときれいに並べてある。この糞の主の几帳面な性格に感心しつつ、をとうとに報告。すると、あ、分かった、それ、あれだよ!都内で良く騒がれているあの動物、ほら、えっと、あれ・・・。
 タヌキ、キツネ、ネズミ、ミーアキャット?(なぜか尻取りになってますが)
 ネットで検索しながらようやく出たその名前は、ハクビシン。早速、画像や動画をネットで探すとまぁなんとかわいい動物なのでしょう。けれども農作物や民家への被害、SARSの問題などがあることも知り、なんとも複雑な気分に。最近の鳥インフルエンザのこともあるし、この糞、保健所に提出した方がいいのかなと、とりあえず写真に収め、しっかり現場保存。
 糞学会に報告しなくていいの?
 をとうとの一言に笑ってしまった。

 昆虫学会への手紙についてはこちら 1.手紙編  2.返事編

追伸:糞の写真をアップする勇気はありませんでした。リクエストがあれば・・・。
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by hyblaheraia | 2011-02-02 15:02 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(8)

昆虫学会からの返事

クワガタのいない日中に書き足しました。やれやれ。

 (昨日の続き・・・)キッチンで二度見つけた奇妙な虫について、悪い想像を果てしなく巡らせ、心配でいられなくなったルカは、イタリア昆虫学会に問い合わせのメールを写真とともに送る。返事は来ないだろうと思っていたら、二日後に丁寧な説明の、素晴らしいメールが届いた!

::: ::: ::: ::: ::: :::


ルカ・C 教授殿

 (お尋ねの)C教授の代わりに、(この件の専門家である)私が貴殿のメールにお答えします。
 まず第一に、貴殿のご心配は全くそれに及ばないものであり[やっぱり!]、人に対して完全無害[ほらね!]、それどころか有益でさえあるものです[おお!]。お尋ねの虫は、まさにNeurottero Crisopideの幼虫で、ほぼ間違いなく今回の場合ではDichochrysaの種で、小さな虫や小型の節足動物を食して成長します。口元の鉗子[かんし]で刺して-吸い、(前足のような細いハサミ)[ルカが指摘したあれか!]で虫を捕食し、内容物を平らげますが、Dichochrysaの幼虫は食事の後[虫のお食事?]、犠牲者[こういう感情移入、好き]の殻を捨てずに、例の鉗子を使ってそれを背中にまといます。そして鉤状の理想的な毛がそれを保持するのです。
 こうして食事を続けるうちに[お食事ね…]、彼の遍歴の際に出会う[面白い、その言い方]あらゆる種類の微粒子や断片を集め、幼虫は雑多な荷物で背中を完全に覆って、何であるか見分けができないほどにカモフラージュ[虫のミステリー!]します。

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 ある程度成長すると、幼虫は適当な壁に張り付き、サナギになる前に半ば球場の絹の繭を作ります[ギョ、サナギには遭遇したくないー!]。その表面は、先の微粒子で覆われており、その繭から成虫が羽化します。
 それは身体全体が緑色で、金色の目を持ち、長い糸状の触角と、真珠色に反射する透明の四枚翅を持った、実にエレガントな虫です(一部の種は茶黄色をしています)。[ああ、なんて美しい描写!うっとり…]
(写真は千葉大学のサイトよりお借りしました)


 ・・・ 中略 ・・・ ~成虫の生態についてしばらく話が続き、専門用語続出~

 よって、貴殿が丁寧にご指摘なさった土地の鳥類とも、人とも関連はありませんし、幼虫が人を刺すこともありません[やったー、私の勝ち!]。今後インターネットで調査なさる上での手掛かりを差し上げられたと思いますが、何かありましたらお役にたてますことを願いつつ、
 敬具

 R.N.A

 すみません、まだ書きたいことがあるのですが、クワガタがカリカリ言って、電気の隙間から落ちて来そうなので、怖いから閉じます~~!!虫の攻撃、勘弁してー!
::: ::: ::: ::: ::: :::


 ということで、例の虫はDichochrysa クサカゲロウの一種ということが分かりました。ネットで写真を見た瞬間に、ああ、あの見るだけで死んじゃう虫だ!と叫んだ我々。この薄緑色のきれいな虫は夏の夜にキッチンによく入って来るのですが、あまりに弱々しいので、「見るだけで死んじゃう虫」と名付けていたのです。その幼虫だったわけですね。
 素人からのこんなメールに丁寧に回答してくださったR.N.A.教授の寛大さに感服です(ネットで調べたらこの分野の権威でした)。教授の文章も素晴らしく、専門用語がたくさん使われているのに、説明は極めて明快で素人にも分かり易く、なにより虫を大事な友達のことを話すかのように、深い洞察と感情をもって記述しているのが印象的でした。そして成虫カゲロウの描写の美しく感動的なこと。そこだけ何度も読み、「見るだけで死んじゃう虫」の透明感を思い出していました。

 夏の虫攻撃、いつまで続くか・・・。
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by hyblaheraia | 2010-08-28 06:19 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(24)

昆虫学会への手紙

C教授

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(以下、オレンジの文字は私の心内語です)


 私はカターニア大学講師のルカ・C と申します。外国語・外国文学を教えており、昆虫学の専門家ではありません。
 メールを差し上げたのは、実は、最近二度ほど続けて、自宅キッチンの壁に奇妙な虫を見つけたからです[ただのクモだと思うんだけど]。その虫は黒くて小さな玉の塊を身体にまとい、その玉は卵のようにも見えました。二度とも虫の動きは垂直的で、下から上へと天井に向かっているようでした[あ、そうだったっけ]

 あらかじめ申し上げておきますと、望まれない訪問者[お、文学的表現](カブトムシ、蜂、コオロギ、クモ、蛾)が家に入っても私は殺さず、捕まえて外に出すようにしています。ただし、蚊とゴキブリ(幸運にも私の家ではまだ見たことがありません)に対する態度は違います[ホッ…]。他にも時々、テラスのジャスミンにバッタとトンボが停まっていることもあります。おそらく、この季節に無数に飛んでいるアマツバメから身を守るためだったのでしょう。


f0133814_7471474.jpg このようにして、例の奇妙な虫も殺さずに一回目は捕まえて紙の箱[紙でいいの?]に入れました(比較的容易に捕まえられ、まるで生き物ではないかのように[主観強過ぎ!]じっとして、逃げはしませんでした)。そしてテラスから隣の空家の屋根へ投げ捨てました[もう少し遠くに捨てて欲しい…]

 二回目は、これが何の虫なのか知りたい欲求を抑えきれず、紙の箱に入れました[また紙か!]。そこに水を入れると[紙の箱に水?!]、身体の周りから黒い玉が離れ、クモのように見えましたが、形が全く違うようでした[クモでいいことにしようよ~]

 インターネットで探してみましたが、これに似た虫やダニ[クモじゃなくてダニ?!]は見つけることができませんでした。私の心配は、伝染病[キョー!]や人への危険を及ぼすのではないかということです[悪い想像の天才]。そして最も驚かされたのは、写真でお分かりの通り、前足に小さなハサミ[もしやそれがダニの根拠?]のようなものをもっていることです。

f0133814_7475078.jpg こちらの環境について簡単に説明します[突然解説か]
 私はラグーザ中心の古い家に住んでおり、この季節の気候は暑く、乾燥しています。家は建物の最上階で、テラスはキッチンに隣接し、常に風が当たり、当然ながら埃や、時には赤い砂も飛んできます。近所には空家もあり、キッチンの上の屋根裏には水タンクが数個と、大量の埃があります[そこまで暴露しないで…]

 この辺りにはハト、カルデッリーニ、アマツバメがたくさんいて、特にハトはテラスを我が物顔で歩き[?!]、私の見ぬ間に排泄しますが[!!]、それでも鳥たちが我が家に巣をつくったことはありません[排泄と巣作りの関係がいまいち不明]


f0133814_748915.jpg このようなことを誰に尋ねれば良いか分からないのですが、貴殿のアカデミーがこの分野に関する権威であると思いましたのでメールしました[いきなり学会に聞くの?!]

 写真をいくつか添付します[他にも送る気だったの?]
 この生物が卵のようなものを運んでいる様子と、少々ぼやけていますが、黒い玉をまとっていない状態です[きっちり説明のA型人間]
 データが重くて申し訳ありません。短いですが動画もありますので、必要な場合はお送りいたします。[必要じゃないと思うよ]
(青色強調は本人による。)

 貴殿もしくは他の専門家の方からのお返事をお待ちしつつ、心より御礼申し上げます。

 ルカ・C

~~~  ~~~  ~~~

 世界で五本の指に入るほどの心配性のルカが、キッチンにいた奇妙な虫に危険を感じてイタリアの昆虫学会に送ったメール。えー、ただのクモじゃない~?と呑気な私とは対称的に、非常に真剣な問い合わせ内容。写真と動画を何度も私に撮らせ、インターネットで血眼になって探し、最悪のパターンの物語をあれやこれやと想像し、昆虫学会からの返事を待つ間も心配しきりで、それはもう大変。

 お返事来ないんじゃないの?と言うと、そんなことないよ!もし僕が「こんな日本語の本を見つけたのですが、誰の小説ですか?」って聞かれたらきちんと答えるよ。ヒブラだって「こんな古い手書きの楽譜が家の倉庫から出て来たのですが、誰の作品でしょうか?」って問い合わせが来たら、そうするでしょ、と。
 なるほど、自分の専門のことを聞かれたら、つい熱くなって説明してしまうだろうな。それが珍しい作品だったり、未発見生物だったりしたらなおさら!
 
 きっと来る・・・、いや、笑って流されるだけか・・・。
 昆虫学会から返事は来るのか?!

 この虫が何だか分かりますか~~?
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by hyblaheraia | 2010-08-27 06:47 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(6)

カルデッリーノのティッ、ティッ -飛びたくない雛の駄々-

 室内が33度まで上がった先週の暑い、暑い日の昼時。
 テラスにバジリコを取りに出ようとしたルカが小声であっ!

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 古い瓦の上に雛がちょこんと。良く見ると頭に産毛がふわふわ付いたカルデッリーノの赤ちゃん。でも元気がない。びっくりしたような顔で彫刻のように微動だにせず、鳴きもせず。
 大丈夫かな、巣から落ちたのかな、このままだと…。二人うろたえにうろたえ、水とパン粉とミンチをテラスにそっと置いて遠くから様子をみることに。するとしばらくして、

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 ピュルチュリチュリチュリチチュー、ピュルチュリチュリチュリチチュー、と大きな囀り。その合間に、高くか細い声がティッ、ティッ、ティッ
 親鳥:さぁ、元気出して飛びなさい。さぁ、さぁ。
 雛: ヤダ、ヤダ。

 と言っているかのように、アンテナから親鳥が二羽が雛を見守り、雛は日影でじっと動かず。飛ぶ練習の途中、暑さに疲れてしゃがみ込んじゃったのかな、なんて話していると、20分近く経ってようやくチュリチュリチュリ~~!っと親子三羽、元気に飛び立っていった。
 ああ、良かった。風でひっくり返ったパン粉と水とミンチを掃除しながら、微笑ましい気持ちに。


そして翌朝・・・


 昨日のティッ、ティッという声がものすごく近くに聞こえる。どこだろう、どこ、どこ??

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 あ!こんなところに!

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 あのーティッ、ティッ、昨日はどうもおティわ(お世話)になりまティた。
 いえいえ、どういたしまして。早く上手に飛べるようになってね。朝一番に挨拶に来るなんて、礼儀正しい坊やだわ、なんて言っていたら、お昼にまた始まった。
 ヤダ、ヤダ! ああ、また駄々をこねている。こんどはどこ?声は聞こえるけれど、何しろ小さいから。音のする方を目を皿にして探すと、


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 見つけた!今日はここの日影がいいらしい。

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 ティッ、ティッ、
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 ティッ、ティッ。


 小さな声だけれど、頑固に主張している。そして親鳥は周囲をぴらぴら飛びながら、今日も励ましている。けれど最後はもう、しびれを切らして、

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 雛の目の前でお母さんが歌い、その右には、
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 お父さんが迫って来て歌い、ピュルチュリチュリチュリチチュー、~復唱~、ティッ、ティッ:繰り返し:繰り返し・・・


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 三角型三重唱作戦に突入。雛を両脇から追い立てるように励まして、飛び立たせていた。

 カルデッリーノの子育てを観察していると、最近は声を聴くだけで、あ、また雛を呼んでいるな、とか、これは歌声自慢だな、とか分かるようになってきた(気がする)。カルデッリーノ研究学会で発表して、反論が出たら、思いっきりティッティッと駄々をこねましょうかな。
 新発見理論の実践ということで。
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by hyblaheraia | 2010-07-24 18:53 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(12)

青い目のトンボのかくれんぼ

 昨日の午後、テラスで作業をしている最中、ジャスミンの枝に一匹のトンボがしがみついていた。

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 がっちりと枝を掴み、風でゆらゆら揺れても微動だにせず、とにかく必死にしがみついている。


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 わぁ~すごい、すごい!こんなきれいなトンボ、初めて見た!と二人で騒ぎ、はしゃぐ。

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 こんなに近付いても、びくともしないので、さらに調子に乗る我々。目が青いー!正面からも撮ろう!!驚かさないよう、そっと回り込み、

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 ご対面。ニッコリ、青い目でクールな微笑みを我々に。けれども意識は枝に集中、集中、しっかりつかまるトンボ王子。


というのも・・・。 (続きはここをクリック)
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by hyblaheraia | 2010-06-19 07:00 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(6)

ストゥルヌスの子育て 2010年

 雛の声が今年は随分近くに聴こえると思ったら、裏のお宅の瓦の下、居間の窓から3メートルの至近距離に巣ができていた。その場所は、
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 「サボテンのミッキーマウス横町 西上ル 2軒目」
 ストゥルヌス市役所の戸籍課に登録済み。


 雛の食事内容がじっくり観察できる距離だから、

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 ミミズや羽つきの虫ばかりでなく、
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 草花を持ちこんだり、運び出したりしている様子まで観察できる。
 雛に餌を与えるだけなら、巣から出る時は手ぶら(くちばしぶら?)のはずなのに、なぜいつも植物を加えて出て来るのだろう。巣を清潔に保つために、糞で汚れた草を取り除くのかもしれない。こんなに近くで見ていたら、知りたいことが増えるばかり!興味が尽きない!


 実は、それはこのひとたちも同じみたい。
 
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 飛び立つときも、ジロッ。

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 巣の上でも、ウゥー。

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 巣の周りでも、ウゥー、ウゥー、ウゥー。
(ストゥルヌス:あの~、ちょっと道をあけてください。)

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 あー、気になる、気になる。

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by hyblaheraia | 2010-06-02 08:58 | 野鳥・昆虫・動物 | Comments(8)


シチリアのラグーザ(ラグーサRagusa)より、時に音楽を交えて。ナポリ人の夫ルカと娘リディアも度々登場。リンクフリー。


by hyblaheraia

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2013年11月、共著出版



2009年4月、共著出版



1999年3月、共著出版


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