カンノーリ ―シチリアの夢の菓子―

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 カンノーリCannoli。
 シチリアの新鮮なリコッタに、砂糖とシナモンを混ぜ、それを筒状のビスコッティに詰めたシンプルな伝統菓子。グラニータを食べるつもりで入った菓子店で、これを見てしまっては買わずにはいられまい。
 左のフルーツ飾りは、羊の乳で作ったリコッタ入り。
 右のピスチオ飾りは、牛乳のリコッタ入り。
 ボールペンよりも長く、巨大ちくわという感じ。これが正当なサイズ。

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 こちらは小さいカンノーリ3種:牛乳のリコッタ、チョコクリーム、カスタードクリーム入り。その他もろもろドルチーニ(小菓子)も。

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 そしてこの日は4人分と称して、合計6本のカンノーリを買った。紙皿から溢れるほどずっしり!
 縦から見ても・・・、

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 横から見ても・・・、
 ああ、なんて美しい。
 余計なものは何も入れず、リコッタで直球勝負。その美味しさは、まさに天にも昇る心地・・・。一度食べたら誰もがその虜になる夢のような菓子。


f0133814_22544285.jpgf0133814_2255570.jpg ところで、そんなカンノーリのユニークなTシャツを先日ようやく入手した。

 Siculamenteシクラメンテ、という地元シチリアのブランドで、シチリア島の原住民であった
シクリ人Siculi(名詞)、
シクリ人のsiculo(形容詞)
から取ったネーミング。
 イタリア語のsicuramenteシクラメンテ(当然!)という音と掛けた遊び心がいい。
 意味は、シチリアっぽく!というところ。

 Tシャツ前にはカンノーロ1つと、
 QuaNN'e GUERRa e' GUERRa Pi tutti. Siculamente.
 戦争というものは誰にとっても戦争だ。シチリア的には。


とシチリア語のメッセージが書かれている。いつの戦争だろう?背中をみると・・・、
 ああ、これは、大量のカンノーリ爆弾が投下された、第一次世界カンノーリ大戦!!親子であろうと、友人であろうと、この菓子を求めて起きた、あの激しく血生臭いカンノーリ争奪戦のことだ。恐ろしや~~。
 カンノーリは、一人一つ、平和に、夢見心地で食べませう!
 

追伸:SiculamenteのTシャツはカターニア空港1階の本屋でも売られていますが、カンノーリは5月の段階で既に売切。1枚22ユーロ。空港だともう少し高かった記憶が。Siculamenteのサイトで他のデザインも買えます。
http://www.siculamente.it/

 をとうとよ、ようやくゲットしましたぞよ!


夢のカンノーリ・・・!。

 
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by hyblaheraia | 2008-06-04 00:07 | 菓子 | Comments(18)
Commented by modicana at 2008-06-04 03:51 x
  グラニータを押しのけたものは、さて、何ぞや?
 と、とっても、気になってました。
  そうよね~やっぱり、ラグーザとくると、カンノーリはハズせませんよね。
  私は、食いしん坊なので、ミニサイズにして、それをいいわけに、他の
 ドルチーニとセットにしちゃいます。
 これが、決めるのに、悩むんですよね~でも、それが、また、楽しい!

  楽しいといえば、このTシャツ。とってもお茶目でかわいい!
 これで、カンノーリとともに、シチリア弁が一気にブレイク?!
 楽しみ・楽しみ!
Commented by taormina at 2008-06-04 09:12 x
1枚目の写真からしますに、ピスタッキオ全部お買い上げ?!1本がフルッタという気持ちもわかります。Siculamenteいいですね。日本から通販できないかな?いつも買われるお菓子屋さんですね、だいぶ顔なじみなのでは!
Commented by 電りくヒルズ at 2008-06-04 10:06 x
このTシャツだったんですね~!昨年ラグーザを訪ねたときに、カターニア空港で探してみたんですが見当たらず、店員さんに聞いたら品切れでした。リコッタ直球勝負のカンノーリ、あぁ今すぐにでも食べたい・・・!
Commented by SHIRO,YOSHIKO at 2008-06-04 14:29 x
おいしそう〜〜〜、このあいだ
目黒のイタリアレストランにカンノーリがあって
思わず食べた、、けど、やっぱりラグーザ味が忘れられません。
いつも、ラグーザに流れるもの、楽しみ〜〜〜に読んでます♪
Commented by さらさ at 2008-06-04 17:07 x
とても魅力的なお菓子ですね~。見るからに美味しそうで、お腹がすいてきてしまいました(笑)
そしてカンノーリをTシャツのデザインに使ってしまう遊び心がイタリアっぽいですね。お洒落!赤の色もなかなかです。やはり人気で品切れというのもわかります。
イブラ散歩に出てきたピスタチオ味のグラニータも美味しそう。情緒溢れる街を歩いて、至福の一服ですね。お義母さまも楽しんで過ごされているようで何よりです。お義母さまからのお手紙も本当に優しさに溢れていますね。

ところで、地球散歩にいただいた「月」のリクエスト、しかと了解いたしました!現在、mitraと碧がイランを散歩中なので、旅が終わりましたら連絡をしたいと思っています。のんびりブログなので、気長にお待ちくださいね。
Commented by vruocculu at 2008-06-04 20:37
きゃーーー!! カンノーリ達だぁ!
やっぱり、リコッタチーズが決めてですよね。
いくら恋しくて日本で作ってもダメです。。。。。。
あーーリコッタが恋しい、恋しいです。虜になりますよ〜。
Marzamemiへ行く途中で、リコッタ直販所みたいな所で
味見させてもらったんですが、その時の味が忘れられません。
丁度5月の中旬でした。虜になりますよ。。。。。。
Tシャツもかわいいです♡ 一人に一つ?
えーーー!! 一つだなんて!!もっと食べたいです!
Commented by 薬作り職人 at 2008-06-05 00:15 x
すごい迫力ですね〜。カロリー気にせず、ガンガン食べてしまいたい気分です。。ふぅ。
Commented by maco at 2008-06-05 19:26 x
ああ、食べたい。
このお店チェックしてたんです~が、シチリアに着いた時点で舞い上がって忘れてた。家に帰って、例の「旅」を見て思い出しました。(がっかり)
いつか、食べに行きたいです。
そして、このTシャツは!!!もしかしてまだ手元にあるんですか?
私が代行して日本から送ればよかったですね。気がつかず・・・
Commented by higo at 2008-06-06 02:06 x
シチリアでは、いつも満腹(どこも量が多いから)だったので、食べれなかったんですよ、カンノーロ。こんな爆撃なら、大歓迎です。翼のマークはトリナクリアでしょうか。カターニアの空港でこのマークの飛行機を見て、大ウケしたんですけど、今でも健在でしょうか...。

カンナヴァーロは、今期ユーロ出場が絶望的だそうです。うぅっ、青軍団大丈夫かなぁ。
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 15:19
●●modicanaさん●●
さすがmodicanaさん、気になっていましたか~!こういうことだったんですよ、ふふふ。ナポリからの電車の中で、シチリアでは毎日カンノーリを食べる!と、お義母さんと周囲の旅人の間で話が大いに盛り上がっていたそうです。さすがに毎日、とはいかなかったけれど、ラグーザの味を短期間にいろいろ堪能したと思います。濃かったわ~。
このTシャツのブランドは他にもいろいろかわいいのがあって、新作が出るのを密かに楽しみしています。もうちょっとお手頃価格だといいのになぁ。
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 15:25
●●taorminaさん●●
あ、ほんとだ!ピスタッキオの方は買い占めてしまったみたいですね~。後から来た方、スミマセンでしたー!牛と羊のミルクの違いは結構大きくて、食べ比べた結果、牛の方が美味しいかモーという意見で一致しました。
おっしゃる通り、近所のおやつ屋さんは、どこも顔見知りですのよ、ホホホ。SiculamenteのTシャツは多分、日本からもネットで買えると思いますよ。カンノーリ爆弾が東京に投下される日は近し?!
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 15:45
●●電りくヒルズさん●●
そう、これだったんですよ!去年の冬には長袖が出ていたのですが、いまいちかわいくなくて、短い袖が出るのをずっと待っていました。意外なことに、イブラに最近できた本屋で見つかったんです!レディース用はストレッチ素材で丈も袖も短めです。
カンノーリの筒だけ、今度持って帰りますね。日本でリコッタを買って(高そう!)家で詰めてじゃんじゃん食べましょう!
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 15:52
●●SHIRO, YOSHIKOさん●●
ヒヒヒ、久し振りにドッカーンと食べて満足でしたよ~!東京でも食べられるとは、恐るべし、世界の味を掌握する大都会東京!目黒のイタリアレストランでは、カンノーリの筒も自家製なのかな。
いつも読んでくれているのねー!!ありがとう!二人が来る日を首を長くして待ってますよ~~!そう言えば、そろそろイブラGPが始まります。今思い出しても去年は本当に、イブラ・グランド・サプライズだったねー。
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 16:00
●●さらささん●●
カンノーリの魅力を言葉で言い表すのは難しいです。食べたら誰もがうーん、とうなってしまう美味しさは、まさにシチリア菓子の王様です!ラグーザに来たばかりの頃はルカが毎日4~5本買って来て、我々はこれで太りました。要注意です!
グラニータは夏のシチリアには欠かせないものです。ジェラートもグラニータもピスタッキオばかり食べてます。この色は抹茶を思い出させ、懐かしくなります。
「月」のリクエスト、お受けくださってありがとうございます!個性的なライターの皆さまの月への想い、今からとても楽しみです。きっと今頃、mitraさんも碧さんも、イランで月を見上げていらっしゃるでしょうね。どうぞよろしくお伝えください。
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 16:08
●●vruocculuさん●●
カンオーリ 「達」 ですよ~!もちろん、二つでも三つでも食べちゃってください~!!ただ、その後はお腹周りと顔がボンッ、プワプワ・・・手強いですよー。
日本のリコッタはあまり覚えていないのですが、高くて、ちょっとパサパサしていたような・・・。やっぱり味は違いますよね。最近よくネットで見るのですが、リコッタは牛乳にレモン汁を加えて簡単にできるようです。もしかすると、この方が美味しいかもしれませんね。
Marzamemiにいらしたことがあるんですね!羨ましい~~。マグロの加工工場があるので、近所のレストランでもマグロが美味しいそうですね。リコッタ直販所・・・、バケツを持って駆け付けたい~!
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 16:12
●●薬作り職人さん●●
迫力満点、巨大なのでアゴも疲れます。が、幸せなんですよね~これが。あのリコッタのクリーミーさとほんのりとした甘さが止められないんです。
格闘しながらガンガン食べて、ふぅ、そしてzzz・・・。太ること間違いなし!
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 16:16
●●macoさん●●
うわぁ~うっかりしてましたー!既にいろいろ周っていらしたのでカンノーリはもう試食済みかと思ってました。あのお店にはピスタッキオのトルタもあって絶品なんですよ。やっぱりラグーザは最低1週間はいないと、味の制覇が難しいですねー。
Tシャツ、お恥ずかしながらまだここにあります・・・。スローなもので・・・。1ヶ月後もまだあったり・・・して・・・。
Commented by hyblaheraia at 2008-06-06 16:24
●●higoさん●●
確かに、シチリアの盛りつけは多いですよね。パスタなんて日本の二人前?というくらい。カンノーロは、町をたくさん歩いて夕方にちょっと休憩、という時に1つ食べるのがお勧めです。大盛りランチの後には、さすがの私にも無理です・・・。あるいは朝食に一本ド~ンと!
翼のマークはそうです、トリナークリアです!よくお気付きになりましたね、さすがhigoさん。トリナークリアの飛行機ですか~?カワイイ。見たことがないですが、今度じっくり探してみます。
カンナヴァーロはそんなに重症なんですか。ワールドカップで優勝した時のナポリからの中継で、歓喜溢れる群衆の中にCannavalo, subito Santo!!(カンナヴァーロを今すぐ聖人に!)というプラカードが揺れていて大爆笑しました!これ、higoさんに言いたくて言いたくて、ああ、やっとお伝えできました~。
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