偶然の出会い

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 出会いというのはどこに潜んでいるのか分からない。一生の中でまさにその瞬間に、様々な偶然が重なり、出会う者同士の運命がぴったりと合った時にそこで起こるものなのだろう。
 先日、日本からのスケッチ・グループに中華レストランで出会った。我が家に水が数日届かなかったこと、その日は二人とも早めに夕食を取りたかったこと、久しぶりに中華レストランの夫婦に会いに行こう、と思ったこと。思えばそんないくつかの条件があったからこそ、出会えたのかもしれない。

 中華レストランで出会ったmariさんからコメントをいただいた。ラグーザ伝統菓子の心ばかりの差し入れに、グループの方々全員から私への贈り物がフロントにあるとのこと。
 スケッチのグループだから、一人一色ずつ筆を手に合同で点描画のイブラを描いて下さったのではないか?と想像を膨らませ・・・(想像しすぎ?)。
 夕方ホテルに行ってみるとオーナーが笑顔で現れ、硬い握手で挨拶。そして・・・

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 こちら!見た瞬間に、わぁー和食ー!と感嘆の声。しかもずっしり、パンパンだ。袋から透けて見える中身もいろいろ。まさに和食による点描画という感じ。

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 中身はこんなに。お茶、粉ミルク、お吸い物、お味噌、本物のお味噌、ご飯、おかゆ、炊き込みご飯、梅干し、海苔、ごま、醤油、春雨スープ、カップめん、ワカメサラダ、ドレッシング、お煎餅、黒文字、日本の洗剤、使い捨てカイロが出てくる出てくる。
 やはり旅行中は体調不良や、野菜不足になりがち。部屋に戻ったらゆっくりお茶も飲みたくなるものだ。この品々を見ていると、旅先の不安が手に取るように見えてくる。

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 そんな貴重な品を、まだ旅が終わらないうちに19名全員の方々が私に譲って下さった。添乗員の方が袋をもって一部屋一部屋、声をかけてくださったのだろう。帰りの坂道を登りながら、この偶然の素敵な出会いに感謝した。

 スケッチ・グループの皆様、日本の味をありがとうございます!大事に大事にいただきます。
 皆様の風景画が、ラグーザの風と光を日本に届けてくれますように!グループ展などの際にはご連絡ください。

スケッチツアー
トラベルプラン http://travelplan.co.jp

偶然の出会い・・・!。
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by hyblaheraia | 2008-04-25 08:48 | 生活 | Comments(10)
Commented by 電りくヒルズ at 2008-04-25 09:29 x
ラグーザで日本人スケッチチームの方々に出会えたこと自体、偶然の重なりが生んだ奇跡ですよね。19名の皆さんと、hyblaheraiaさんの思いやり交換がとても素敵です!
Commented by さらさ at 2008-04-25 14:55 x
出逢いっていいな・・と思わせてくれるエピソードですね。
このような心あたたまる交流はスケッチグループの皆さんにとってもhiblaheraiaさんにとっても忘れられない思い出になりますね。
ギリシャも日本食材が手に入らなかったので、これらの品々がどれほどの「貴重品」であるかがわかります。しかも皆さんとの出逢いを思い出させてくれる嬉しい味になりますね!

下の記事、ジョヴァンニおじいさんのお話もいいですね。
セピア色の写真、叔父さんの彫刻は教会におさめられるほどの作品なのですね。すごい!1枚目にはギリシャを思い出させるイオニア式の柱頭が写っていますね~。
おじさんと街を歩くとイブラを深く知ることができるし、知り合いも沢山できそうで楽しそう。私も一緒に散歩してみたいです!
Commented by miriyun at 2008-04-26 09:34
素敵なお話が続いています。hyblaheraiaさんのお人柄が生んだ交流かなと思いました。
 グループで行動されている方たちは時間に追われてなかなかゆっくりお話しすることもできないことが多いのですが、スケッチグループということでゆっくりいいものをご覧になって言った中でラグーザの光景と交流が忘れ得ぬものになっただろうと想像されます。
Commented by mari at 2008-04-26 11:34 x
hyblaheraiaさんこんにちは

喜んでいただけて光栄です
日本の食材といえば、お豆腐も手に入らないのですってね。
中華レストランのご主人が豆腐はここでは売っていないっておっしゃっていました

でも、すばらしくおいしいオレンジにトマトにナス
とくに、イブラのいちばん底にある教会脇のバールで目の前でしぼってくれたルビー色のオレンジジュースはきっと一生忘れないと思います
東京では、ルビー色のオレンジジュースのパックが1リットル700円で売られていますが、ずっとずっとシチリアの方がおいしい!!
Commented by poronliha at 2008-04-27 21:39
わーぉ!!すごくいいものもらいましたね!日本食は貴重ですから。
こういう出会いって素敵だなー。きっとhyblaheraiaさんのラグーザに対する思いも伝わったんだと思いますよ。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-29 05:16
>電りくヒルズさん、偶然というのは、たった一つでも不思議なのに、いくつか重なったのでとても大事な日だった気がします。
スケッチ・ツアーの方への感謝の気持ちと、ちょっと驚かせちゃおう!という気持ちもあってンパナティッギを選びました。ここでしか食べられないものですしね。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-29 05:26
>さらささん、皆さん中華レストランで本当に楽しそうにお食事され、ラグーザ滞在を満喫なさっていらっしゃるようで、お話していてとても嬉しく思いました。
日本食材が貴重であることは、海外で暮らしたことがある方なら皆さんきっとお分かりになると思います。眺めているだけでも幸せです!
ジョヴァンニおじいさんに、ぜひともさらささんをご紹介したいです!歴史と考古学にお詳しいさらささんなら、おじいさんが喜ぶ質問を次々になさることでしょう。ジョヴァンニおじいさんが喜び過ぎて倒れないか、私は心配になっちゃいますが。
おじいさんの叔父さんの彫刻、今度写真に撮ってきますね。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-29 05:32
>miriyunさん、ラグーザにいらっしゃる日本の方を見ると、余計なお世話かなと思いつつも、ついつい声掛けてしまいたくなるんです。こんな遠くまではるばるようこそ、という気持ちで。
スケッチのための旅行って本当に素敵なアイディアだと思いました。普段のツアーよりもずっとゆっくりその町を見つめることができますものね。
皆さんの目にはイブラがどう映ったのか、作品のグループ展などもあるでしょうから、そちらを楽しみです。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-29 05:36
>mariさん、こんにちは!そうなんです、お豆腐がないんです。私も初めてあのレストランに行った時、麻婆豆腐を頼んだらそう言われてびっくりしました。
おっしゃる通り、地元の色とりどりの野菜や果物は味が濃く、ジューシーでぷりぷりです。日本に比べるととっても安いですし。和食は月に1回くらい、ちょっと贅沢な気分で楽しんでいますが、これからはもっと頻繁にいただくことになりそうです!本当にありがとうございました。皆様にもどうぞよろしくお伝えください。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-29 05:40
>poronlihaさん、いいでしょう~~!うひひ。
食材入れを開けるたびに、日本語の文字があちらこちらから目に入って来てニコニコしちゃいますよ。これはいつ食べようかな、あ、こっちが先かな~なんて。
ラグーザのいい所を何でも教えてあげたくなってしまうのですが、最初は遠くからこんにちは、とお声をかけるだけで、ここを訪れる日本の方に嫌われないように気をつけています。先日もまた、日本のカメラマンの方々と偶然お会いしました。いつか記事にしようかな。
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