ハーブ調合薬局

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 Erboristeria エルボリステリーア(ハーブ調合薬局)
 ハーブを多種多様取り揃えていて、個人の希望に応じて調合してくれるところ。どの町にも必ずあり、アンティーク風の薬棚や昔の薬壺、古い計りなどがあり、店内にはリラックスする香りが漂う。天然の素材を使った固形石鹸やシャンプー、クリームなどもあり、全部使ったらナチュラルビューティーになれそうな気分。
 
 最近、どういうわけか寝つきが悪く、夜中に度々目覚め、悪い夢も見る。はっ!目覚めると冷や汗・・・。朝起きると頭痛。
 勉強がはかどっていない時によくなるのだけれど、ぐっすり眠りたいので、寝る前に飲むハーブティーを処方してもらうことに。

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 まずは眠れない症状を説明し、分かる範囲内でハーブに対する反応を説明。カモミールは効かないどころか、飲むとかえって神経がぴりぴりしてしまう。ヴァレリアーナvaleriana(バレリアン)とメリッサ、オレンジの花、ミントという以前に調合してもらったものを飲んでも同じ、というように。
 するとシニョーラは、頭痛はあるか、心臓はドキドキするか、心配ごとやストレスはあるか、冷えは・・・、と次々に質問をしてくる。それに一通り答えると、私に適するハーブの名前を次々に挙げる。が名前が難しくて分からず、イギリス人の旦那さんが英語で説明してくれたり、それでも分からなかったり。
 となると最後の手段は、ハーブを実際に見て、香りを嗅ぎ、好き嫌いを述べる。これがまた、優柔不断な私には結構緊張する。

 これらの試練(?!)を経て眠れぬ私に調合されたのが、こちら4種。
Passiflora トケイソウ
Fiori d'arancio オレンジの花
Biancospina セイヨウサンザシ
Tiglio コバノシナノキ
合わせて100グラム 4.80ユーロ

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 色がきれいで香りも優しく気に入っている。
 飲み方は、大さじ山盛り1を熱湯に入れて15分煮出し、そのまま飲む。蜂蜜は入れない。と指示されたのだが、5分ほど煮出して蜂蜜を入れて飲んでいる。悪い客。

 その効果はと言うと・・・zzzzzz, zzzzzz
 夜中に悪夢にうなされることもなく、ガバチョッと起きることもなく、よく眠った。ハーブ選びの試練をくぐったものだけに与えられる金の夢sogni d'oro。

ハーブですやすや・・・!。
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by hyblaheraia | 2008-04-17 07:58 | 生活 | Comments(14)
Commented by taormina at 2008-04-17 15:51 x
熟睡おめでとうございます。イタリアでは果物や野菜のようにハーブという分野が確立されているみたいですね。私は写真と全く同じ瓶に京番茶(枯葉焼きの匂いがするちゃっぱ、失礼!)を入れています。幼児にもいいんだそうです。
Commented by yokocan21 at 2008-04-17 18:48
爆睡出来ましたね!よかったです~。やっぱりこいいう自然のものが一番いいんですよねぇ。薬に頼ってしまう人が多い現代人ですけど、古代からの人間の知恵、大いに利用しましょうよね!
トルコにもハーブ屋さんは結構あるんですよ。どこから見てもオサレ感は全くないんですけど、昔ながらのごっつい瓶に入れられたハーブなどを見ていると、ハーブの歴史を感じます。聞いた事のないようなハーブがゴロゴロしています。最近の人気のハーブは、「痩せるハーブ」なんだそう。トルコ女性、頑張ってます。
Commented by maco at 2008-04-17 19:52 x
風邪の具合はいかがでしょうか?
私も2週間程前に季節外れの風邪を引き、熱と頭痛で辛かったので、同じような症状ですね。
早く治りますよう、お大事にして下さい。
ハーブの力ってすごいですね。どんな味がするのか気になるところです。
Commented by REI at 2008-04-18 01:03 x
ぐっすり眠れてよかったですね~♪ 私は1日中PCで仕事をしている(&遊んでいる・笑)と、体は疲れず頭だけが疲れるので、やっぱり熟睡できません。寝つきは悪くは無いのですが、1時間毎に目が覚めたり、、、。そんな時は、強引に運動をします。30分程、走ってみたり、走らなくてもいつもより早いスピードで1時間くらい散歩してみたり、、、そうすると、体が多少疲れるせいか、起きる回数も少なくなります。

でも、ハーブって本当に効くんですねっ!私は香り好きなので、体の為ではなく、リラックス用品を買うのにエルボステリアにチョクチョク行きますが、今度はハーブティーも買って見ます。あ、そういえば、関係ないですがラグーサイブラには日本茶を売っているハーブティー屋さんありますよね?
Commented by ゆうゆう at 2008-04-18 22:28 x
睡眠は大事ですものね、合うハーブが見つかって何よりです。私もフィトテラピー(植物療法)の勉強を始めたところなので、ブログを読みつつバレリアンがダメならパッションフラワーかなと思いました!簡単に効能を説明すると、パッションフラワーは精神的な緊張による不眠、オレンジフラワーは神経系の不安、不眠、西洋サンザシは心臓や血管の働きを良くする、コバノシナノキ(西洋菩提樹、リンデンのことかと)発刊、利尿、鎮静に効くんですよ。それにしても煮出すなんて漢方薬みたいで本格的ですね!面倒な時のためにチンキ剤(アルコールに浸けて薬理成分を抽出したもの)も利用してはいかが?これだと飲みのもに数滴たらすだけなの。エルボステリアで扱っていると思いますよ。それにしてもエルボステリア行ってみたいな〜。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-19 02:12
>taorminaさん、いやいや、ありがとうございます。眠れなくて大騒ぎしてしまいました。
京番茶ですか。どんな香りがするのでしょうねぇ。番茶は自然食好きなイタリアの若者の間で結構人気みたいですよ。みなバンチャーと言っています。でもほうじ茶は以外と知られていません。コーヒー好きなイタリア人には、ローストしたほうじ茶の方が好まれそうですが。ルカもほうじ茶好きです。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-19 02:57
>yokocan21さん、いや~、効きましたねぇ。夜中のガバチョッがなかったんですよー!でも実は風邪をひいて熱があったから、それでかな?なんて思ったり。まだまだハーブ実験が続きます。
トルコのハーブ屋さんって気になりますねぇ。ハーブとかいいながら唐辛子がどっか~んと干してあったりして!トルコの痩せるハーブも気になりますわ。
歴史あるハーブの文化には、昔の人の知恵がたくさん詰まっているんですね。修道院で生まれた調合方法が今でも守られ、商品化されているものがたくさんありますが、そういう店に行くとどうしてもリキュールやクッキーに目が行ってしまいます・・・。良薬は口に甘し、ですからね。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-19 03:01
>macoさん、ご心配くださりありがとうございます。この風邪はしつこいですね。一進一退と言う感じで、すこーんと抜けてくれません。いつも流行している時は元気で、何で今頃?という時に一人でコンコン風邪ひきます。しかも思えばいつも春。そして風邪をひくと、水が無くなる・・・。それについては次の記事で。
ハーブ屋さん、行ってみます?新市街にあるので、時間を上手に使えば行かれると思いますよ。気になる症状をメモしておいてくださいね。あのシニョーラの質問にさらさらと答えねば!
Commented by hyblaheraia at 2008-04-19 03:12
>REIさん、おかげ様で夜、目をつぶって次に目を開けたら朝だった、というくらい眠れました。REIさんも寝つきが悪いんですね。お互いパソコンを見過ぎだからでしょうかねぇ。今の小型ノートにしてからこの症状が出てきたので、もしかするとそういうことかもしれませんね。
強引に運動、分かります~、それ!身体が動けー、と命令している気がしますよね。でもそれに気づくのが夜中なので、家の中で怪しいダンスなどをしております。
イブラの日本茶を売っているお店、はいはい、分かります。あそこでハイビスカスティーをよく買います。日本茶はですねぇ、、、前に買いに行ったら「日本茶のいちごフレーバーがあるのよ。ほら。いい香りでしょう。美味しいわよ~。」と言われ、ゲッ!丁寧にお断りしてきました。
カフェにイチゴを入れるような感じですからね。びっくりしました~!
Commented by hyblaheraia at 2008-04-19 04:22
>ゆうゆうさん、さすがー!パッションフラワーはお店のシニョーラが真っ先に挙げた名前でした。精神的な緊張による不眠に効くのね。次回は試してみます。
フィトテラピーって初めて聞きました。どんなものか、あとでネットで見てみます。いろいろなテラピーがあるんですね。チンキ剤(チキンかと思った!)はお店でも言われました。でもなんかこう、自分のために目の前でいろいろなハーブが調合されるのが好きで、葉っぱ派です。
ところでハーブティーは煮出すのは当然だと思ってたけれど、他の飲み方があるの?いろいろ教えてください。あと、ご希望があれば調合をお願いしてきますよ!帰国直前にご注文を取りますね。
Commented by Gina at 2008-04-19 19:19 x
日本だとどうにもハーブは料理やハーブティーのイメージが強いんですが、本当は東洋の漢方に並ぶ治癒力を持っているんですよね。
それだけに、専門店のあまりない日本だと利用にとまどいがありますが、さすがにイタリアだと専門の薬局があるんですね。免許制なんでしょうか。
Commented by hyblaheraia at 2008-04-20 05:25
>Ginaさん、このエルボリステリーアにはちゃんとディプロマの証明書が表示されていましたが、免許制かどうかは分かりません。専門的な知識が必要ですし、お客さんの体質も理解しないといけないので、何らかの資格か免許が必要だとは思いますが。
料理だけでなくハーブの効能を広めて、漢方みたいに日本でももっと広く普及するといいですね。イタリアにいらしたら、ぜひどこかの町でお試しください!
Commented by ゆうゆう at 2008-04-20 20:49 x
風邪に水無し生活にお見舞い申し上げます。
トケイソウ=パッションフラワーですよん。日本では花の雄しべが時計に見えるので時計草、欧米では雌しべが(?)キリスト受難の十字架に見えるのでパッションフラワーの名前と聞いています。
煮出した方が効きそうだけど、5分、蓋付きのカップで蒸らすのでもOKと思います。
ヨーロッパでは病院に行く前にエルボステリアに行くって聞きました。日本でアロマ、ハーブは未だ雑貨扱いですからね〜、薬理効果が得られるものとは思われてなくて気分的なものでファッションと思われてますね。
ハーブと平行してアロマも使うと良く眠れると思います。好きな香りが前提ですが、ラベンダーがポピュラーです。風邪にはティートゥリー、ユーカリが殺菌、抗菌力が絶大です。この3本は常備がお勧めです。
お花畑の写真ステキ!ラグーザの大地に溶け込みたい!
Commented by hyblaheraia at 2008-04-21 02:35
>ゆうゆうさん、全然分かっていませんでしたわ~。パッションという名前からパッションフルーツをイメージしてしまって。名前の由来を聞いてなるほどと思いました。
蓋付きカップ、あります!日本茶だと葉が細かすぎて落ちてしまうけれど、こちらのハーブなら大丈夫よね。日本のハーブが雑貨扱いというのは、こちらの様子と比べると分かる気がします。でも日本人はお茶が分かるし、良いものを理解できる鑑識眼があるので広まるのはすぐでしょう。
アロマというのはオイルのこと?前にナポリでひどい風邪をひいた時に(大都会のスモッグにすぐやられてしまう野性人間)、ルカのママがタイムのオイルを胸から喉にぬると呼吸が楽になって良く眠れるわよ、と塗ってくれたのですが、香りがきつすぎて目が覚めてしまい、神経がピリピリしちゃいました。assenzioアッセンツィオ(ヨモギ?)のボディ・クリームもだめでした。肌はすべすべになるのに、足に塗ってベッドに入るとその香りが充満して全然眠れない!いろいろ難しいものです。
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