ヘーゼルナッツの収穫

 前回の続き・・・
 ヴェズーヴィオ山の裏側の麓にあるお義母さんの実家。黄色いスモモの収穫を早めに切り上げ、次の使命は・・・。

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 ヘーゼルナッツの収穫。藪の中へ入って行くお義母さんの姿を見失わず、付いていくので必死。


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 右も左も、前も後ろもヘーゼルナッツの木。足元を取られたり、もたもたしていると、

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 ガサガサガサッ。お義母さんとルカ兄弟が目の前を横切って行く。ええ、どうやってそこに行ったの~?待って~~!
 そうこうして、目的地に到着、任務遂行。


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 まずは落ちているヘーゼルナッツを拾う。どんぐり拾いみたいな気分で夢中になる。
 と、その時、


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 ザバザバザバッ!!ポタポタポタッ!!
 お義母さんが木を思い切り揺らし、我らの頭の上からヘーゼルナッツが落ちてくる。土の上を勢いよく跳ね、転がって行くヘーゼルナッツを追いかけ、木の実を探すリスはきっとこんな気分なのだろうと思った。


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 こうしてヘーゼルナッツを拾っていると、

 これは食べられるね(ポリッ)、そうね(ポリッ)。
 
 なんでも薄緑の柔らかい額?に包まれているものは、まだフレッシュだから生で食べるのが美味しいのだそう。

 ええ?生でー?!と驚く私に、食べたことないの?日本では食べないの?と逆に驚かれ、味見してみたけれど、何というか、生の豆という感じ・・・。

 ナッツ文化の濃いナポリ人の味覚は、少々不可思議なところがある。



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 本日の収穫。生まれて初めてのヘーゼルナッツ拾いは、思い出深いものになるだろう。





 さて、このへーゼルナッツの林には、

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 お義母さんの胡桃の木、柿、イチジク、プラムの木などもあった。
 胡桃は既にノチーノというリキュールが作ってあるのは知っていたけれど、イチジクとプラムは近いうちに、柿は秋に、収穫の号令がかかるのだろうな。
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by hyblaheraia | 2009-08-15 07:44 | ナポリの実家 | Comments(14)
Commented by 電りくヒルズ at 2009-08-15 17:37 x
写真を見て、「そうか、ヘーゼルナッツは拾ってとるものなんだな~」としみじみ。木をユサユサして取るんですね!
生のヘーゼルナッツ=生の豆の味、なんだか想像しやすくておかしかったです笑。
冷房なし&ユニクロタンクトップで汗だくになりながら、ナポリでの夏休みレポートを楽しく読ませていただきました♪
Commented by アイシェ at 2009-08-15 18:38 x
わくわく、ドキドキするお庭ですね。。。でもうっかりすると遭難しそうなほどよく繁ったワイルドなお庭。
こういうものが普通に実ってるんだ・・・収穫作業って大変だけど、楽しそう。
ヘーゼルナッツはトルコ人も生でよく食べます。私は一度トライしましたが、やっぱり青臭い。ドングリは生で食べるなって子供の頃よく言われましたが、ヘーゼルナッツとどれほど違うのかなぁ・・・?それにしても緑の萼がミニミニ白菜みたいでかわいいですね!
Commented by みゆ at 2009-08-16 03:48 x
とっても素敵なお庭を持つチチェッタお義母様!羨ましい!
ヘーゼルナッツだったら、チョコレートと、ジェラートと…なーんて食いしん坊の私はついつい食べ合わせを考えてしまいました。

黄色いスモモ、私も彼の実家で栽培してるもいただきましたが、とっても甘くて美味しかった♪
Commented by fumieve at 2009-08-16 07:02
ヘーゼルナッツ、好きです!
でも私は炒ったもののほうが好きです。生は食べたことないけど、いかにも青臭そう。
それにしても、立派はお庭(森?)をお持ちなんですね~。すてきです。
Commented by grappa-tei at 2009-08-16 07:45
榛(ハン)の木の榛がシイとも読みますが、これがハシバミなんですね。日本語は難しい!瞳の色でハシバミ色なんていう白人が結構いますが、こんな色ですかねェ~??
Commented by gozu at 2009-08-18 00:47 x
初通信です。木を使う彫刻家。1975年にmilanoに半年pensione で。8月半ばにミラノから、帰省の人でいっぱいの列車で海峡を渡りパレルモへ。セジェスタのギリシャ遺跡/神殿と劇場 を見た。電車から降りたのは私たち夫婦とドイツ人家族の2組のみ。駅員も1人だけ。他に全く人気がなかった。地図も持たずに案内板も無く、カンのみで砂漠状態のシチリアを歩いた強烈な思い出です。
今日のコメントはヘーゼルナッツにさそわれて。連れ合いがなんとかこの木を植えたがっています。種があったら....
10年ほど前にローマ松ぼっくりを持ち帰り3本ほど発芽させ
たのですが、悲しいかな今は昔の話です。サンマルツァ−ノなど借家ながら毎年ならせてます。
いつも美しいシチリアをありがとうございます
お礼を!
Commented by hyblaheraia at 2009-08-19 15:58
~電りくヒルズさん~
お元気ですか~?冷房なしユニクロタンクトップで汗だくというのは、もしかして新しいダイエット・レッスンですか?電りくさんはとても頑張り屋さんだから、無理しすぎないようにしてくださいね。
木をユサユサするのはお義母さんの右腕一本!さすがです。バラバラ頭の上から降ってくるヘーゼルナッツを、リス3匹が追いかけるという感じで楽しかったです。
生で食べるというのは、どうも私にはダメでした。イタリア人は春のフレッシュ・ソラマメも生でポリポリ食べちゃうんですよ。
Commented by hyblaheraia at 2009-08-19 16:00
~アイシェさん~
ワイルド、そうそう、その言葉がぴったりです。ルカが小さかった頃は、「この桃っ子~!」とおじいちゃんに叱られながら収穫を手伝ったそうです。いまだに、兄弟で桃っ子~!とふざけて呼び合っているのが面白いです。
トルコでも生で食べちゃうんですね!!やっぱり似ていますね。どんぐりって食べられるんですか?!全然知らなかったです。ミニミニ白菜という表現、アイシェさんらしくて楽しい!
Commented by hyblaheraia at 2009-08-19 16:04
~みゆさん~
ヘーゼルナッツのチョコとは、もしやヌテッラですね?!ジェラートは私もヘーゼルナッツ、ピスタッキオ、マンドルラが大好きです。そのどれかとリコッタを合わせたりしています。昨日はカッフェにノッチョーラのジェラートを入れてもらって、とても美味しかったです。お勧めです!
黄色いスモモ、みゆさんもご存じでしたか。なんだか嬉しいです。前にコメントを下さった方もお庭に木があるとのことでしたので、3人で黄色いスモモの会結成ですね!で、何をするんだろう?
Commented by hyblaheraia at 2009-08-19 16:11
~fumieveさん~
ノッチョーラ好き、ここにも発見!日本ではそんなに普及してないけれど、イタリアではこの味が人気ですよね。生だとあまりノッチョーラの味がしませんでしたが、生で食べられるのは木を持っている人だけの贅沢なのだそうです。
お義母さんの土地は境界が全く分かりません。かなり広いヘーゼルナッツ林です。こことは別にマドンナの噴水の庭があるんですが、長年人が住んでいないので、手入れしてきれいにできたらな、と思っています。
Commented by hyblaheraia at 2009-08-19 16:17
~grappa-teiさん~
うわぁ、全然知りませんでした!ヘーゼルナッツは日本語だとハシバミとは。別の植物のような感じがしますね。
瞳の色でハシバミ色なんて、美しい表現ですね。もしかするとルカはその色かもしれません。イタリアでは明るい栗色と言っていますが。
ハシバミ、勉強になりました!
Commented by hyblaheraia at 2009-08-19 16:25
~gozuさん~
はじめまして。彫刻家の方からのメッセージは初めてです。1975年のイタリアにいらしたんですね。きっと今とは生活のリズムが全然違って、ミラノでものんびりしていたことでしょう。閑散としたシチリアのイメージも沸々と湧いてきました。
ローマの松ぼっくりから発芽だなんて、驚きました!そんなことができるのですね。ならば私もこちらのいろいろな種をこっそり持ち帰り、日本の実家をシチリアにしてしまいたいです。特にブーゲンビリアとジャスミン、ダッテリーニと呼ばれる甘い甘いトマトをなんとか連れ帰りたいものです。
ラグーザやシチリアの美しいものを、これからもたくさんお届けしたいと思います。お付き合いいただけると嬉しいです。
Commented by アイシェ at 2009-08-19 21:31 x
>どんぐりって食べられるんですか?!

いやぁ、すみません。日本語が不自由で・・・。子供のことだから、何でもかんでも口に入れるなっていう意味で「生で食べるな」と言われてたんだと思います。火を通しても食べた経験はありませんm(__)m

コメントこちらにまとめて書かせていただきますが、火事と目の不調、お見舞い申し上げます。腫れのほうは治まりましたか? 日本でも病人のたらい回しが特に最近問題になっていますけど、緊急で搬送されているのに何時間も待たなければいけないなんて、これだけは何があっても早期解決されるべき事態ですよね。

ところでhyblaさんならすでにご存知だと思いますが、先日から須賀敦子という人の「ミラノ霧の風景」というエッセイを読んでいます。情感あふれる美しい文章が、hyblaさんの綴る文章に連なっていきます。どちらも本当に素敵。
Commented by hyblaheraia at 2009-08-19 22:56
~アイシェさん~
何でも口に入れてしまう子供時代のアイシェさんを想像しちゃいました。口に入れる、というのは人間としては本能的な行為だと思います。他の動物のように嗅覚が鋭いわけでも、虫のように触角があるわけでもないですしね。アイシェさんもワイルドな幼少時代を過ごしたんですね。ワイルドつながりですな!
ご心配くださりありがとうございます。腫れはほとんど分からないくらいに引きましたが、あれ以来、外を歩くときは緊張しまくりです。何が原因だったのか分からないだけに、埃っぽい場所や、雑草ぼうぼうの所は、ルカ~!お目目~~!と叫びまくっています。シチリアの病院がこんなにひどいとは思いませんでした。ここに住む勇気がかなり薄れました。
『ミラノ霧の風景』はタイトルは知っていましたが、作者名は知りませんでした。ルカはさすがに須賀敦子の業績や夫の名前まで良く知っていました。ウィキペディアで調べてみたところ、日伊文化の懸け橋となる素晴らしい翻訳を残したことを知りました。ぜひ読んでみたいです。最近の芥川賞直木賞、その他の新人賞受賞作品などで興味深いものがあったら、ぜひ教えてください。日本文学やエッセイに飢えています!
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